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- 変形性足関節症
足首の関節の軟骨がすり減り、関節に痛みを生じるのが、変形性足関節症です。足首が腫れて痛み、進行すれば歩行が不自由になってしまいます。
軟骨がすり減る原因として、加齢・捻挫・骨折・関節リウマチなどの疾患が考えられます。とくに頻繁にケガをしていた方は発症しやすいため気をつけましょう。
変形性足関節症の症状
- 歩くと足首が痛い
- 足首が変形してきた
- 足首が動かしづらい
変形性足関節症の原因
足首の骨折をしたことがある方の発症が全体の50%程度です。骨折からすぐではなく、数年や十数年が経ったあとに発症します。
また、若いころにサッカーやバレーボールなどをしていた方や頻繁に捻挫をくり返していた方が発症しやすい傾向にあります。
痛風・関節炎・関節リウマチなどが原因となることもあります。
変形性足関節症の検査方法
問診・視診・触診
まずは問診にて、患者さまご自身のお考えやお悩み、生活習慣や既往歴についてお伺いします。また、視診・触診にて状態をしっかり確認します。その後、必要であれば各種検査を行います。
レントゲン検査
必要な場合にはレントゲン検査を行います。体重をかけた状態で撮影し、関節の隙間が狭くなっているかどうかを確認します。
変形性足関節症の治療
治療
装具の使用、お薬の服用、ご来院いただいてのリハビリテーションによって治療をします。
装具
- インソール:足部の外側を持ち上げるもの
- 足首サポーター
など
お薬
- 炎症止めの注射
- ヒアルロン酸注射
など
リハビリテーション
- 足関節周囲のストレッチ
- 荷重ストレスの少ない、エアロバイクなどを使った訓練
など
重症の変形性足関節症の場合
下位脛骨骨切り術・足関節固定術・人工足関節置換術などの手術を行います。